日産自動車は、楽天グループと共催した「NBA Japan Games 2022 Presented by Rakuten & NISSAN」で10月1日(土)に開催したファンイベント「Saturday Night」にて、「ProPILOT MOP」を披露した。
「ProPILOT MOP」は、日産の先進運転支援技術「ProPILOT 2.0」に着想を得て開発したフロア清掃モップ。日産は、NBA Japan Gamesのバスケットコート上を手放しでモップがけをしていくパフォーマンスを披露した。
モップ清掃員として登場したダンサーが、モップから手を放し、モップが自動走行を始めた瞬間、会場からは驚きの声と拍手が巻き起こった。
■動画
「ProPILOT 2.0」の理解促進のためYouTUBE動画を公開
この様子は、本日10月14日(金)よりパフォーマンスと熱狂の様子を追体験できる動画をYouTUBEで公開。同社は「日産の先進運転支援技術「ProPILOT 2.0」をよりわかりやすく理解いただくため」としている。
「ProPILOT MOP」は、日産の先進運転支援技術「ProPILOT 2.0」と同様、ハンズオフでモップが自動走行することを可能にした。さらにコートの位置情報を認識する機能で、一定距離での隊列走行、ラインに沿った車線維持走行、前方のモップの追い越しなどを、障害物と接触することなくモップ掛けを行うことができる。これにより、モップとダンスパフォーマーがシンクロして、一緒に踊るようなエンターテイメント性の高いパフォーマンスを実現している。
NBA選手も驚き? 日産自動運転モップ「ProPILOT MOP]とは
「ProPILOT MOP」は、日産の先進運転支援技術「ProPILOT 2.0」から着想を得て、開発したもの。ProPILOT 2.0と同様、手放し、つまりハンズオフでモップがコート上を動くもので、障害物と接触することなく自動でモップがけをしていく。
バスケットコートをインプットし、センサーによる緻密な位置制御を行う機能を搭載することで、ダンスチーム「Nissan Performers」とのシンクロしたショーを披露した。
「日産 ProPILOT 2.0」とは
日産の「ProPILOT 2.0」は、「 手を放すという、新しい運転のカタチ」 として 、 高速道路の運転でクルマが車速や車線維持をアシストし 、 ハンドルから手を放したまま、ドライブが楽しめる日産の先進運転支援技術のひとつ。2019年より日産が世界に先駆けて発売した。
具体的には、ナビゲーションシステムで目的地を設定し 、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行を開始できる。ルート走行を開始すると追い越しや分岐なども含めてシステムがルート上にある高速道路の出口までの走行を支援し、同一車線内でハンズオフが可能となり、ドライバーの運転操作を幅広く支援。また、ナビゲーションと周囲360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切な開始タイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案する。そして、ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認することで、車線変更支援を開始する。
その仕組みはカメラ、レーダー、ソナー、GPS、3D高精度地図データを組み合わせ、車両周囲360度の情報を把握することで実現したシステムで、センチメートルレベルの精度で道路上の自車位置を把握。 高速道路上のレーン、速度案内標識、周囲の車両の複雑な動きをリアルタイムでキャッチすることで、滑らかな走行を実現する、としている。
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