2022年6月24日
独立行政法人情報処理推進機構
応用情報技術者試験で70歳の合格者、10年ぶりに最年長記録を更新
~令和4年度春期情報処理技術者試験(応用情報技術者試験、高度試験)
および情報処理安全確保支援士試験の合格者を発表~
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田達夫)は、本年4月17日に実施した令和4年度春期情報処理技術者試験の応用情報技術者試験、高度試験および情報処理安全確保支援士試験の合格者を本日発表しました。応用情報技術者試験の最年長合格者は70歳で、これまでの最年長記録である69歳を10年ぶりに更新しました。
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応用情報技術者試験は、IT技術者の登竜門である基本情報技術者試験(ITスキル標準のレベル2)から一つレベルが上の試験(同レベル3)という位置づけであり、「要求された作業を全て独力で遂行できる」レベルとしています。IT技術以外にも、経営戦略やマネジメントに関する知識も問われ、即戦力として活躍できる幅広い知識と実践力を身につけることができる試験です。これまでの最年長合格者は平成24年度春期試験に合格した69歳でしたが、今回の試験では70歳の合格者が最年長記録を更新しました。
また、本日発表した令和4年度春期情報処理技術者試験の応用情報技術者試験、高度試験および情報処理安全確保支援士試験の受験者数、合格者数は以下のとおりです。
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年齢別の応募者数・受験者数・合格者数等、統計に関する詳しい情報は、次のURLをご覧ください。
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情報処理技術者試験では、エントリーレベルであるITパスポート試験において、応募者数が令和3年度で過去最多の24万4,254人、前年度比約1.7倍と著しく伸びています。その他の試験区分では、新型コロナウイルス感染症拡大後、応募者数が減少する試験区分もあるなか、応用情報技術者試験の応募者数は、新型コロナウイルス感染症拡大以前の水準に回復してきています。
IPAでは、通年で試験を実施するITパスポート試験だけでなく、2023年4月から基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験についても通年試験化を予定(*1)しています。基本的知識・技能を問う試験区分における受験機会の拡充が、応用情報技術者試験等のより高度な試験区分への受験意欲を喚起する契機となり、IT人材のさらなる高度化が進むことをIPAは期待しています。
脚注
(*1) 基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験を通年試験化
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