ストレスにならない子どもの起こし方を描いた漫画「起きない子供の起こし方」がSNS上で話題となっています。朝なかなか起きない子どもを起こすことに長年、ストレスを感じていた女性。しかし、“人体力学”を応用すると簡単に子どもを起こすことができ…という内容で「面白い! やってみます」「試したら起きました」「私がやってもらいたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。 【漫画】本編を読む
寝ている人を起こすのはストレス
この漫画を描いたのは、いで あいさんです。4兄弟との日常を漫画にして、インスタグラムやブログ「4兄弟の母いであいのブログ」で発表しています。 Q.今回の漫画を描いたきっかけは。 いで あいさん「わが家で長年、とても役立っている起こし方だったので、子どもがなかなか起きなくて困っている誰かの役に立てばいいなあ~と思って、漫画にしてみました!」 Q.この方法を試してみようと思ったきっかけはありますか。 いで あいさん「寝ている人を起こすという行為が日々、私の中でストレスになっていました。なんとか、私も子どももお互いがストレスフリーで起きられないか悩んでいたところ、介護の仕事で使う重心移動を利用して立たせてみようと思いつき、やってみたことがきっかけでした」 Q.この起こし方に対しての、お子さんの感想は。 いで あいさん「子どもは、この起こされ方をされている自覚がないようです。『気付いたら、起きて歩いてた…』と言っています」 Q.これまではどうやって起こしていたのですか。 いで あいさん「声かけ、揺らす、こちょこちょ、テレビをつける、音楽を流す、下手なピアノを弾く、『もう○時だよ!』とうそをつく、耳元でYouTubeを見る、好きな動画を、朝しか試聴できないルールにするなど、いろいろ試していました」 Q.この起こし方の注意点などはありますか。 いで あいさん「漫画の中では、子どもがスタスタと歩きだしていますが、まだ目が覚めていないこともありますので、子どもがしっかりと自分で歩きだすまでは、脇に手を入れて、一緒に歩いた方が安全だと思います!」 Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。 いで あいさん「『すんなり立ってびっくり!』『毎日、活用させてもらってます~』など、うまくいった方からは喜びの声を頂きました。保育士さんから、『保護者に共有します』と言っていただいたり、思わぬ反響にも驚きました。中には『子どもがけがをするのでは?』と心配する意見もあったので、この方法で起こすときは、安全のために子どもの様子をよく見ながら起こしてあげてください」
オトナンサー編集部
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