“私と全く同じ感覚の人”になってもらうことはできません!
こんばんは。萩中ユウです。 オリンピックが終わり、先週からパラリンピックが始まりましたね。そんな中、こんなタイムリーな相談をいただきましたので、お答えしていきたいと思います。 <お悩み> 彼とマンネリぎみです。コロナ禍が始まってからは、めっきりコミュニケーションをとることが減っていました。ところが最近、その彼がオリンピックのボランティアをしていたことを知りました。インスタにその模様を、嬉しそうにアップしていたから。私はオリンピック反対派なので、ボランティアにも抵抗があります。考えは人それぞれ違うのでボランティアをすることは理解できても、こんなナイーブな時期に、それを平気でSNSにアップする神経が嫌です。 これって政治信条の違いのようなものなので、この先彼と付き合い続けても上手くいかない気が。ましてや結婚となると……。そこで別れを考えているのですが、これって「そんなことで!?」と思われることなのでしょうか? それとも「そこは大事」ということなのでしょうか? 萩中さんに是非教えていただきたいです。(34歳・会社員) オリンピックのボランティアという限定的なテーマですが、この価値観の違いにもすり合わせ方は存在します。 前提として、やはり他人同士ですから、「完全に私と同じ感覚の人になってもらう」ということは不可能です。ですが、要所要所で2人のルールを決めていくことはできます。 この相談者さんの場合、オリンピックのボランティアをやることにおけるルール決めをすればいいだけ。「価値観が合わないから今後一緒にいるのは難しいのかな」、「別れるしかないのかな」と考えるのはまだ早いと思いますよ。
価値観の違いと認識の違いを混同しないで
まずハッキリさせておきたいのは、彼のボランティアで選手を応援したいという気持ち自体は、決して悪いことではないということです。むしろコロナ禍でなかったら、素晴らしいこと。でもコロナ禍だから、「それってどうなの?」という疑問が出てきているんだと思います。 SNSにアップしたことも、やはりコロナ禍だから、「いろんな人の心理を顧みず自分の気持ちを発信した」、「コロナに感染している人やそのご家族、医療従事者の方たちに思いを馳せない行為をした」という認識になってしまっている。でも冷静に見たら、彼の行動は、友達に向けて単純に今一番関心のあることを発信した、に過ぎないと思うんです。 たとえば女性が「出産しました」とSNSで近況報告することがありますが、それに対して「コロナ禍に出産ってどうなの?」とは思わないですよね。彼にしてみれば、同じような近況報告の感覚だったのではないかなと思います。ただそれがコロナ禍でのオリンピック関連のことだったから、彼女は引っかかってしまっただけ。そこは単純に「認識のズレ」なのではないかと思います。
からの記事と詳細 ( 萩中ユウ「政治やSNSに対する価値観にも応用できる“2人だけのルール決め”が効果抜群なワケ」(with online) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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