会津大と、人工知能(AI)開発のシンプレクスクオンタム(東京都)は1日、棒状の機器を両手で握ることで心電図検査ができる装置を共同開発したと発表した。日々の健康管理だけでなく、一人一人違う「心電(心臓の電気的活動)波形」をAIが判別することで個人認証への利用が可能。この技術で特許を取得した。
心電波形に個人差があることに着目した同社が会津大に技術支援を依頼、2016(平成28)年ごろに共同開発に着手した。心電図検査は両手首と両足首、胸部の計6カ所に電極を取り付けて測定するのが一般的。開発に携わった同大の陳文西教授(57)によると、日常的に検査するには手軽な装置が必要と考え、両端に電極の付いた棒状の機器を握る仕組みを考案したという。
装置に組み込まれたAIが日々の微妙な違いを記憶するため、対象者の加齢や健康状態によって心電波形に変化が出ても同一人物と判別できる。個人認証は指紋や顔、声紋などの他の認証方法と比べ、他人になりすますのが難しい心電波形の特徴を生かした。
陳教授は「ストレスや働き過ぎによる心電波形の変化をAIが見抜くことで病気の予防や早期発見につながる」と期待する。重大な異変が見つかったら医療機関に連絡する機能も備えており、突然死対策にも役立つという。
また個人認証については「高度なセキュリティーが求められる企業の入退室管理で活用してほしい」と話している。
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October 02, 2020 at 08:00AM
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