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Saturday, October 21, 2023

【私立の名門理系大学】東京農業大学の農学部と応用生物科学部はそれぞれどんな雰囲気? - ダイヤモンド・オンライン

20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である本書の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)

大学生Photo: Adobe Stock

 私立の理系の中でも人気校のひとつになっているのが東京農業大学だろう。

 今回はそんな東京農業大の中から2学部をまとめて紹介する。(他学部については別記記事にて紹介予定)

農学部

 農学科、動物科学科、生物資源開発学科、デザイン農学科の4学科。生物資源開発学科では、生物の保全と資源化、新品種の開発などを見据え、分子や遺伝子レベルから生態系までを研究する。

 デザイン農学科は、農や生物の持つ機能性を応用して、生活や社会に利用できる暮らしをデザインする学科。機能性に優れた昆虫調味料の開発や、農業と福祉が連携するプロジェクトなど、新発想の農学研究を進めている。設備の整った実験実習棟では、充実した食品・農畜産加工実習が行われる。

応用生物科学部

 農芸化学、醸造科学、栄養科学、食品安全健康学の4学科。3年次から全員が研究室に所属する。農芸化学科では、生命現象から環境問題までを扱う。醸造科学科では、3年次(つまり、成人になった後)は、授業内でお酒を造ったり、「利き酒」をしたりするという。

「生物系だと思われがちだが、化学をがんばらないとついていけなくなる」とのこと。栄養科学科は管理栄養士をめざすための学科で、女子が9割を占める。食品安全健康学科は、食品会社や行政機関などで食品の衛生管理を担う人材を育成。「1~2年次は、必修授業と課題が多く大変」とか。

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