紫外線をあててウイルスや細菌の活動を抑えるために必要な効果的な光の量などを徳島大学と企業の研究グループが特定し、今後、食品の衛生管理に応用することを目指しています。
これは、25日、徳島大学が記者会見で明らかにしました。
それによりますと、徳島大学と阿南市に本社を置く大手LEDメーカー、日亜化学工業の研究グループは、紫外線をあてるとウイルスや細菌などの活動を抑えられることに注目し、効果的な食品の衛生管理の方法について調べていました。
その結果、260ナノメートルから270ナノメートルの波長の紫外線をあてると、最も効果的にウイルスの感染力をなくしたり細菌やかびの増殖を抑えたりできることがわかったということです。
さらに、光をあてる時間は
▽大腸菌などの細菌は4秒から8秒、
▽風呂や水回りのかびは1分から30分で、おおむね増殖がおさえられ、
▽口唇ヘルペスなどの原因となるウイルスは20秒から1分で感染力がなくなったということです。
徳島大学では、研究で得られた詳細な光の波長や量のデータを使って今後、食品加工場や冷蔵庫などでの衛生管理に応用してきたいとしています。
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