更新日:2023年7月6日
物質生物系 笠井 大輔准教授が、天野エンザイム科学技術振興財団 酵素応用シンポジウム研究奨励賞を受賞しました。
天野エンザイム科学技術振興財団は、「ものづくり」の国ならではの酵素利用の振興に貢献することを願い設立された団体です。本賞は、産業界・社会経済の発展に寄与すると期待される酵素の基礎または応用研究に対して授与される賞です。表彰式は6月2日に天野エンザイム(株) 慈善堂ホールにおいて行われました。
【受賞内容の概要】
ポリイソプレンを主成分とする天然ゴムは、幅広い分野で利用される不可欠な資源ですが、それらの廃棄物は焼却や埋め立てによって処理されているため、廃棄物処理による環境負荷が懸念されています。笠井准教授ら研究チームはらは、天然ゴムを分解できる酵素を産生する微生物を発見し、それらの酵素機能を明らかにしました。本成果をゴム材料の廃棄物処理に応用することが可能となれば、自動車・建設産業をはじめとしたゴム資源を必要とする広範な分野の持続的発展に貢献できると期待されます。
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