ご自身の受講目的やスキル等に合わせてコースをお選びいただくことが可能です。
1) 集合演習
会場で実施する「集合演習」の各コースでは、最大4人でチームとなり、組織のネットワーク環境を模した仮想環境で擬似的に発生させたサイバー攻撃に対し、インシデント対応手順を実践します。マルウェア感染や情報漏えい等のインシデント対応において求められる分析・判断・報告等に必要なスキルが身に付きます。
コース名 (レベル) |
受講対象者 | 身に付くスキル |
---|---|---|
Aコース (初級) |
・情報システム担当の経験2年以内相当の知識をお持ちの方 ・CSIRTにおいて関係部署や他組織との連絡調整、分析や対応方針検討等のインシデント対応作業を補助する役割を担う方 |
・インシデント発生時の対応の流れを理解できる ・ベンダーからの報告書を読み解き、ベンダーとの円滑な情報連携ができる ・事前の備えとして何をすれば良いかを理解できる |
Bコース (中級) |
・情報システム担当の経験2年以上相当の知識をお持ちの方 ・Aコースを受講済みの方 ・CSIRTにおいて関係部署や他組織との連絡調整、分析や対応方針検討等のインシデント対応作業を担う方 |
・CSIRTの他のメンバー、上司、ベンダー等と適切に情報共有し、インシデント発生時に自ら進んで対応ができる ・パソコン、サーバー、ネットワーク機器等のログを監査できる、もしくは監査作業の内容を把握できる ・自組織のセキュリティポリシーを見直すことができる |
Cコース (準上級) |
・情報システム担当の経験3~4年以上相当の知識をお持ちの方 ・Bコースを受講済みの方 ・インシデント分析や対処法及び予防策の検討に必要な知識・スキルを深掘りしたい方 |
・インシデント対応時に集まる情報を、その背景を含めて読み解くことができる ・インシデント対応時やその前後において、CSIRTの他のメンバー、上司、ベンダー等に適切な指示・報告・調整を行うことができる ・自組織のセキュリティポリシーを策定し、適切な対策を導入することができる |
2) オンライン演習
オンライン演習の各コースは、いずれも個人向け独習型の演習内容で、マルウェア感染や情報漏えい等のインシデント対応において前提となる知識やトレンド等が学べます。集合演習の予習復習等への活用に適しています。
コース名 | 受講対象者 | 身に付くスキル |
---|---|---|
オンライン 入門コース |
・情報システム担当の経験1年未満の方 ・情報システム担当経験1年以上でも知識のアップデートをお考えの方 ・集合演習Aコースを受講予定で予習したい方 ・過去に集合演習Aコースの内容が難しく感じたため復習したい方 ・過去にCYDERを受講したことがない方 |
・集合演習Aコースの受講に必要な最低限の知識(基本的な情報システムや情報セキュリティに関する知識)が習得できる |
プレ CYDER *3 |
・インシデント発生時の対応の学習をこれから始める、又は、始めたばかりの方 ・情報システムに携わり始めたばかりの方 ・過去にCYDERを受講したことがない方 |
・CSIRT担当者として知っておきたい基礎的な事項を短時間で習得できる(開発中) |
*3 2023年度のプレCYDERは、受講対象を国の機関、地方公共団体等にご所属の方に限って実施します。あらかじめご了承ください。
からの記事と詳細 ( 2023年度 実践的サイバー防御演習「CYDER」の受講申込受付を ... - 情報通信研究機構 )
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