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Monday, May 30, 2022

拡張する脳:第1部 広がる医療応用/2 脳卒中リハビリにAI(その1) まひした手動いた - 毎日新聞

脳卒中後に左手がまひした後藤博さん。脳と機械をつなぐ先端技術を応用したリハビリがきっかけで、ブロックが持てるようになった=東京都品川区で3月、内藤絵美撮影
脳卒中後に左手がまひした後藤博さん。脳と機械をつなぐ先端技術を応用したリハビリがきっかけで、ブロックが持てるようになった=東京都品川区で3月、内藤絵美撮影

 「手を開こうと思うほど、ぐーっと握ってしまう」。脳卒中を発症した男性の左手は後遺症でまひし、当初はこわばって動かなかった。ところが、今では指を動かせお手玉が握れる。その腕を振り上げて手を開くと、指先から離れたお手玉は宙を舞った。それを可能にしたのは、脳波を読み取り人工知能(AI)を活用するリハビリだった。

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