【新華社北京12月18日】中国工業・情報化部はこのほど、江蘇省蘇州のブロックチェーン発展先導区創設を支持するとの文書を正式に出した。国家級ブロックチェーン発展先導区の認可は全国で初めて。 中国のブロックチェーン技術の応用と産業発展には良好な基盤がある。同部などの部門は6月、「ブロックチェーン技術の応用と産業発展の推進加速に関する指導意見」を共同で発表、新事業育成のために規制適用を免除する「レギュラトリー・サンドボックス(規制の砂場)」の理念に従い、地方がブロックチェーン発展先導区を構築することを奨励する方針を打ち出した。蘇州市による先導区創設はこれに応じたものだ。 同市はここ数年、ブロックチェーン産業の生態系構築を着実に推進してきた。「ブロックチェーン技術と産業の革新的発展の推進加速に関する実施意見(2020~22)」を発表、「政府が誘導し、大手企業がけん引し、研究機関が支え、革新的応用を重点とする」という融合的イノベーションモデルを形成し、先導区創設を支える技術と産業の優位性を蓄積した。相城区をコアエリア、蘇州工業パークとハイテク産業開発区をイノベーション応用エリア、上海・南京と蘇州・嘉興・杭州を融合的応用ベルトとする「一核、両区、両帯」の発展構図が形成されつつある。 同市には現在、蘇州市相城区塊鏈科技、蘇州同済区塊鏈研究院、江蘇通付盾科技などをはじめとするブロックチェーン企業160社が集まり、関連企業300社近くによる同技術の応用をけん引している。賽迪ブロックチェーン研究院が発表した今年の「中国都市ブロックチェーン発展レベル評価白書」では全国での順位を19年の18位から4位に上げるなど、同市のブロックチェーン産業の総合的実力は大きく向上している。
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