同社CEO兼エンジニアのJohn Gradoが自ら組み立てを行うLineageシリーズのベーシックかつ、新たな技術で全てに見直しを施したというモデル。同社のフラグシップカートリッジ「Epoch」と「Aeon」の技術を応用し、『GRADOシグネチャーサウンドの真髄を提供する』としている。
ハウジングには硬化処理を施した豪州産ジャラ材を採用。質量分布を最適化した設計により安定したトラッキングを可能とするほか、発電システムと針をモジュール化してハウジング内に搭載することで共振も低減する。
針は厳密なトラッキングが可能な高精度加工の楕円形ダイアモンド針で、ボロンカンチレバー採用のFLUX-BRIDGER設計により、全帯域で優れたバランスを実現するという。
新たなコイル巻線技術と新設計の4つのコイルが正確なL/Rバランスを実現し、ツインマグネットシステムによりL/Rバランスを最適化。4段階のシールド処理により、高精度の信号伝送を実現するとのこと。
出力は1.0mV@5CMV(45)で、出力抵抗は74Ω、インダクタンスは8mH。周波数特性は5Hz - 65kHzで、チャンネルセパレーションは35dB(10 - 30kHz)。適合負荷は10 - 47kΩで、適合針圧は1.6 - 1.9gとなる。
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October 30, 2020 at 06:03AM
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GRADO、フラグシップの技術を応用したMI型カートリッジ「Statement 3」 - PHILE WEB
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