熊本朝日放送
熊本大学の研究グループが酸化グラフェンに新型コロナウイルスを分解する効果があると発表しました。抗ウイルス製品への応用が期待されます。 熊本大学大学院速水真也教授 「酸化グラフェンは、（ウイルスを）くっつけるだけじゃなくて、分解することもわかった」 熊本大学大学院の速水真也教授らのグループが注目した酸化グラフェン。黒鉛を酸化させ厚さおそよ1ナノメートルのシート状にした素材です。 酸化グラフェンを混ぜた液を用いて新型コロナウイルスの不活化の検証を行ったところ、感染性を98％減少させることを発見。新型コロナウイルスを吸着するだけでなく、酸化させ分解させる効果があると発表しました。 今後、酸化グラフェンを用いた不織布マスクやフィルターなどへの展開が期待されます。
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