アスクルは8月30日、東京大学工学系研究科 田中 謙司准教授の研究室と「金融工学を応用したEC物流の全体最適化手法」に関する共同研究を開始したと発表した。
この研究は、同社が戦略として掲げるプラットフォーム改革の実行施策を進める中で、自社物流の品質や効率を一層向上させるためにデータを用いたビジネス最適化設計において豊富な知見を有する田中研究室とともに、 データやAI活用等に留まらず、現代ポートフォリオ理論をはじめとする金融工学手法も活用した、より上位に位置する物流の全体最適モデルを構築していくもの。
研究には、同社研究員3名を派遣し、「物流の最適化」、「サステナブル視点での物流進化」、「データ活用による物流サービスの価値向上」の実現を目指すとしている。
東京大学大学院 工学系研究科 田中謙司 准教授は「今後のEC物流においては、全体最適化、脱炭素などサステナブル視点で進化したエシカル物流や、デジタル技術を活用し、従来の物流を超える付加価値サービスが非常に重要な役割を担っていく。不確実性が増した21世紀において金融工学をはじめとするリスクマネジメント手法の新たな可能性を活用し、アスクルとともに新しいEC物流の在り方を探索していく」とコメントしている。
アスクルは今後も時代の変化とともに最適な変革を進め、物流課題を解決するDX推進を着実に進めていくとしている。
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