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Wednesday, July 14, 2021

小型・軽量、Raspberry Piと組み合わせ、応用範囲が広く高速で応答性に優れた3Dセンシング・システムが手軽に開発できる「ILT開発キット」発売のお知らせ - PR TIMES

マジックアイ(本社:米国コネチカット州)は、測定対象の位置計測に独自のアルゴリズム:ILT(Invertible Light Technology)を採用し、赤外線レーザー・プロジェクターとCMOSイメージセンサーのシンプルな部品構成で、最大600fpsを超える高速でかつ応答性の高い3Dセンサーを開発しております。
この度、企業や大学・高専の研究室の研究者など幅広く3Dセンシングに興味を持つ方々を対象に、ILTが持つ高速、高精度、低遅延の3Dセンシング技術を、手軽に評価いただけるエントリーモデルの「ILT開発キット」を開発、2021年7月初旬に世界同時発売致します。
「ILT開発キット(製品名:DK-ILT001)」は小型・軽量(44(W) x 24(D) x 16(H)mm:16g)のハードウェアと専用のファームウェアから構成されており、手軽に早い動きのある立体を高精度に測距し、3Dポイントクラウドにすることができます。また、C++やPythonなどの開発言語に加え、OpenCV、PCL、Open3D、ROS、Unityなどのミドルウェアもサポートしておりますので、比較的安価で簡単に目的に応じた3Dセンシング・システムを構築することができます。

ILT001本体ILT001本体

Raspberry Piとの組合せ(Raspberry Piは製品に含まれません)Raspberry Piとの組合せ(Raspberry Piは製品に含まれません)

ポイントクラウド例1ポイントクラウド例1

ポイントクラウド例2ポイントクラウド例2

3Dセンサー開発キットの特長

1.高速、高精度、低遅延
最高約120fpsの高速な3Dセンシングが可能です。動きの早い測定対象の3Dセンシングが高精度かつ低遅延で実現できます。
2.小型・軽量
44(W) x 24(D) x 16(H)mm、16gと小型で軽量です。Raspberry Pi(各種)との組み合わせで、移動体をはじめ取り付け場所を選ばないコンパクトな3Dセンシング・システムの開発が可能となります。
3.利用しやすい開発環境
C++、Pythonなどの言語や、OpenCV、PCL、ROS、Unityなどの環境に対応したAPIを提供します。
手軽に開発キットの応用の可能性と性能を確認していただけます。

製品仕様

  • 測距可能距離(弊社開発環境による)
  • プロジェクター発光到達距離:1500mm
  • 弊社推奨測距距離:150〜800mm(測定精度±3¥%)
  • 高精度測距距離:150〜500mm(測定精度±1.5¥%)
  • 測距有効視野角(FOV):約55度×約43度(弊社開発環境による)
  • 測距速度:約120fps(弊社開発環境による)
  • 動作環境:Raspberry Pi Zero W/3B/3B+/4(専用ファームウェアを準備)
  • レーザークラス:クラス1(IEC60825-1(2007)、FDA:2110463-000)

開発サポート
  • OS:Ubuntu 20.04、Windows 10
  • 言語:C++、Python
  • ミドルウェア:OpenCV、PCL、Open3D、ROS、Unity(計画中のものを含む)

その他諸元
  • 電源電圧:3.3V(電源はRaspberry Piのカメラコネクターより供給されます)
  • 消費電力:0.6W(平均)
  • 形状:44(W) x 24(D) x 16(H)mm
  • 質量:16g

発売概要
  • 製品名:ILT開発キット
  • 型名:DK-ILT001
  • 希望小売価格:100ドル
  • 発売日:2021/07/15
  • 予定販売台数:5000台
  • 販売チャンネル:株式会社スイッチサイエンスより発売予定

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