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東京大学の物性研究所は引っ張ると頑丈になり、離すとすぐ元通りになる「ゲル」の開発に成功したと発表しました。人工靭帯などへの応用が期待されています。 ゲルはゼリーやコンニャクに代表される固形でかつ柔らかい物質で網目状になった高分子に水が取り込まれてできます。近年の研究で頑丈なゲルも作ることが可能なことがわかりましたが、引っ張られるとすぐには元に戻らないという欠点があり人工靱帯などへの応用は困難でした。 東京大学物性研究所の眞弓皓一准教授らが今回、開発した「自己補強ゲル」は、▼引っ張ると水を取り込んでいた高分子が特殊な結晶を作って硬くなります。▼離すと直ちに元に戻り負荷を繰り返しかけても耐えられるということです。 研究に参加した大学院生が予定外の分量の高分子を水に加えたところ、従来にはない特性を示し、世界初のゲルの開発につながったということです。眞弓准教授は今後、さらに改良を重ねて人工靱帯や人工関節への応用につなげていきたいとしています。(04日06:22)
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