【5月29日 CGTN Japanese】北斗3号グローバル衛星ナビゲーションシステムは去年7月末に正式に運用が始まって以降、すでに世界の120以上の国と地域で応用されています。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)の発生後、北斗システムはインターネットを通じて国際協力を引き続き推し進め、国際標準化機構(ISO)に加盟する作業も加速されています。
26日に開催された第12回中国衛星ナビゲーション年次総会の開会式であいさつに立った中国衛星ナビゲーションシステム委員会の何玉彬(He Yubin)主席は、「2020年、北斗システムの国内総生産額は4000億元を超えた。海外での応用も加速され、世界の120以上の国と地域で応用されている」と指摘しました。
また、中国衛星ナビゲーションシステム管理事務室の楊軍(Yang Jun)副主任は「現在、北斗システムには軌道上サービスを提供する衛星が45基あり、そのうち北斗2号は15基、北斗3号は30基で、いずれも安定して運行している。中国の特色ある管理システムが軌道上の衛星の安定運行を確保している」と述べました。
楊副主任はまた、「現在の北斗の時間は協定世界時(UTC)に比べてその差が26ナノ秒以内に保たれている。北斗のフレーム座標系は基準座標系と比べて精度も非常に合致し、現在は3センチ以内である。北斗システムは一流のシステムに加えて、一流の指標、一流の管理、一流のサービスも定着していると言える」と述べました。
なお、北斗は国際標準化機構への加盟も加速しており、民間航空、海事などの国際組織への加盟が継続的に進められているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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