緊急事態宣言を受け、各地の文化施設で閉鎖などが相次いでいるなか、東京寄席組合と落語協会、落語芸術協会は24日、「寄席は社会生活の維持に必要なもの」として、都内の「鈴本演芸場」「新宿末広亭」「浅草演芸ホール」「池袋演芸場」について、客席の定員制限や換気、手指消毒などの感染防止策をこれまで通り続けた上で営業することを決めた。
演芸場は都の「無観客開催」の要請対象に含まれたが、「社会生活の維持に必要なものを除く」という文言があり、担当者は「寄席は戦争や地震などの災害を超えて現代まで続いてきた。それは生きるために必要なものだからではないか」と話した。【関雄輔】
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