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Saturday, April 24, 2021

アップセル率が最大10倍上がった“最強”のテクニック~「申込確認画面」を活用するとアップセル率が上がる - マイナビニュース

アップセル率が最大10倍上がった“最強”のテクニック~「申込確認画面」を活用するとアップセル率が上がる

こんにちは。私、売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオが執筆するこの連載では、ネットマーケティングに関するキレイゴトは一切語らず、ズバリ「どうやったらネットで商品を売れるか、どうやったらネット通販(D2C)で売り上げと利益を上げられるか」に特化して、実践的なノウハウだけをお伝えしていきたい。

第4回となる今回は、単品通販(D2C)において最重要といっても過言ではない「アップセル」についてお話する。

よく「ネットでアップセルさせるのは難しい」と言われるが、お客さまの心理を読んでアップセルを仕組み化することができれば、ネットでも多くのお客さまをアップセルさせることが可能である。

今から、ネットのツーステップマーケティングでアップセル率が最大10倍上がった、”最強”のアップセルテクニックをお伝えしよう。

■アップセルは”タイミング”がすべて


 
「アップセル」とは、お客さまが申し込もうとしている商品よりも上位の商品を提案し、販売につなげることである。「無料モニター⇒本商品」「本商品の都度購入⇒本商品の定期コース(サブスク)」「1個買い⇒3個まとめ買い」などがアップセルの例だ。

単品通販(D2C)は初回申し込みをきっかけとして、中長期的に利益を出すビジネスモデルなので、アップセルは”最重要”と言っても過言ではない!アップセルの成否によって、その後の売り上げと利益が大きく左右されるからである。

そして、アップセルは”タイミング”がすべてだ!!コールセンターのオペレーターによるアップセルに比べ、ネットではアップセルが難しいと思われているが、世の中の単品通販(D2C)会社がネットでのアップセルに失敗しているのは、この”タイミング”を間違えているからである。

世の中の多くの単品通販(D2C)会社が犯している致命的なミスは、ランディングページでアップセルを狙おうとしていることだ。


 
ネット広告をクリックし、ランディングページを訪れて申し込みの判断をしようとしているお客さまにいきなり余計な選択肢を与えたら、何も申し込まずに離脱する人が増え、コンバージョン率は低下するに決まっている。

何よりお客さまは”無料”や”低価格”に弱いため、ランディングページで”無料”の商品と”有料”の商品、”低価格”の商品と”高価格”の商品を並べたら、99%のお客さまは金銭的ハードルの低い商品しか申し込まない。ランディングページでアップセルを狙うのは早すぎるのである。
 

■アップセルを狙うべきは「申込確認画面」

ネット通販(D2C)でも、お客さまの心理を読んだ最適な”タイミング”でアップセルを仕組み化することができれば、多くのお客さまをアップセルさせることができる。

その最適な”タイミング”とは、ズバリ「申込確認画面」である!

面倒な申込フォームの入力を終え、申込確認画面までたどり着いたら、あとワンクリックで申込みが完了するため、ここで離脱するお客さまはほとんどいない。申込完了まであと一歩の申込確認画面でアップセルをオファーすると、お客さまの心理をうまくくすぐることができるのである。


 
マクドナルドで「ハンバーガーと一緒にポテトもいかがですか?」と言われると、思わずポテトも頼んでしまうように、人はすでにお金を払う気になっていると、つい新しいオファーにも気軽にのってしまうものなのだ。

申込完了まであと一歩の申込確認画面は最高のビジネスチャンスであり、ツーステップマーケティングのアップセルに最適な”タイミング”なのである!

にもかかわらず、世の中のほとんどの単品通販(D2C)会社は、申込確認画面で文字通り「確認」しかしていない。「商品はこれでいいですね?住所・電話番号・メールアドレスはこれでいいですね?」と単純に入力内容を確認しているだけである。これはあまりにももったいない!

繰り返すが、申込確認画面はツーステップマーケティングのアップセルに最適な”タイミング”である!これを有効活用しない手はない。

■申込確認画面でアップセル商品に誘導


 
具体的なテクニックとしては、申込確認画面で「お申込みを確定する前に…」とお客さまの注意を引き、アップセル商品を訴求する。

例えば、ランディングページで美容液の500円モニター(7日分)を訴求しているとしよう。申込確認画面のアップセルオファーでは、「7日間ではお肌は生まれ変わりません!本気のあなたには本商品の定期コース(サブスク)で違いを感じていただきたいのです」と、本商品の定期コース(サブスク)をおすすめするのである。

申込確認画面の最後では、二つの申込アイコンを左右に表示する。例えば”右側”には「本商品(30日分)を定期コース(サブスク)で申込む」(アップセル商品)というアイコンを、”左側”には「500円モニター(7日分)を申込む」(ランディングページ掲載商品)というアイコンを設置するのだ。

このような構造にすると、面白いぐらいに多くのお客さまが”右側”のアイコンを押してアップセルしてしまうのである!

『売れるネット広告社』では、申込確認画面でアップセルさせる仕組みのことを「確認画面でアップセル®」と命名。商標だけでなく、「確認画面後でアップセル」として”特許権”も取得している『売れるネット広告社』の最重要知財である。

当社のクライアント実績では、この「確認画面でアップセル®」によって「無料モニター⇒本商品の定期コース(サブスク)」のアップセル率は最大20%以上、「500円モニター⇒本商品の定期コース(サブスク)」のアップセル率は最大60%以上、「商品A⇒商品A+B」のアップセル率(クロスセル率)は最大60%以上、「都度購入⇒本商品の定期コース(サブスク)」のアップセル率は最大80%以上にもなっており、「確認画面でアップセル®」の導入により、アップセル率が最大10倍に上がった事例もある。

「確認画面でアップセル®」は、多くの100億円企業も実践しているツーステップマーケティングにおける”最強”のアップセルテクニックである。

あなたの会社の申込確認画面で文字通り「確認」しかしていないのなら、今日からすぐに申込画面を活用してアップセル率を最大化してほしい。
 

※「確認画面でアップセル」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第5569381号
※「確認画面後でアップセル」:販売支援装置、販売支援方法および販売支援プログラム 特許第 5122005 号

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