Nrealを応用した顧客に対するソリューション事例:
事例 1-職員様向けAR 3Dマップによる都市開発・インフラデザインアイデア検討への活用

神戸市職員向けにNrealLightを使用した神戸市の3Dマップアプリを製作し、新しい情報インフラ構築のための活用アイデアを検討しました。
本実験は先進技術の活用で社会課題を解決する「Be Smart KOBE」で採択された「ARを利用した新しい情報インフラの実証実験」のために株式会社U.が製作したものです。
3つのモードで使用感や活用案をヒアリング

製作したアプリには3つの視点と3つの表示モードがあります
視点
• 俯瞰視点
• 歩行者視点
• 全景視点
表示モード
• 都市開発モード
建設予定のビル表示、進捗状況の表示等
• AR広告モード
ARが当たり前になった場合に想定されるビル等への広告表示例
• 災害時モード
災害箇所や避難所の表示
体感頂いた際に、実際の使用感や活用アイデアをその場でディスカッションさせて頂きました。
運用のしやすさとディスカッションの容易さを確認

NrealLightは業界最軽量のMRグラスの1つで、着脱のしやすさなどから、複数名の職員が同時に体感する際の運用コストを下げられる点を考慮いただき、ご採用に至りました。
運用時は、複数名が同時に同じARを閲覧する場面が多くあり、同じARを見ながらディスカッションを行うなどの様子も伺えました。
事例 2-古民家活用事業向け お面を通して見えないものを観るMRアートへの活用

痕跡 -konseki- は狐面を付けて古民家を歩きながら「見えていないけど、在るように感じているモノ」を観る作品です。
例えば:
• 扇子は縁起が良い
• 古いものには付喪神が宿る
• 神社の鳥居から先は神域で、柵はなくとも境界がある
などは、不思議と多くの日本人が似たような感覚で知覚している情報です。
この作品は、このような曖昧に知覚していた文化的な世界「観」を視覚化することに挑戦しています。
「縁起」「気配」「記憶」の表現
今回は3つの感覚をそれぞれARで表現しました。
• 扇子に見られる「縁起」
• 床の間を神聖な領域とする「気配」
• 掛け軸から連想する「記憶」

また、お札を見ることによって表示モードを切り替えることができるため、体験者は操作を必要とせず、違和感なく体験に没入することができます。

日本古来のMRデバイス「お面」の機能をNrealLightで表現
日本のお面は、古来からヒトが「異なる世界と繋がるための道具」として利用されてきた側面があり、これは一種のMRデバイスと言えます。

このコンセプトを実現するためには面を通してARを表示させる必要があるのですが、サイズの問題や、センサーがお面で隠れてしまうなどの問題でなかなかうまく機能せず、NrealLightのみが唯一条件を満たせるデバイスということでご採用いただくことができました。
上記2つの事例の通り、ハードウェアとしての NrealLight、ソフトウェアとしてのサードパーティーの協力体制により、映像・ゲームコンテンツのみならずデザイン・観光・都市開発など幅広いシチュエーションへの応用が可能です。
(終)
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