Pages

Sunday, January 3, 2021

樋口日奈「『教場Ⅱ』は大切な財産。撮影後、心にぽっかり穴が空いたみたいですごく寂しい」 - フジテレビュー!!

木村拓哉演じる警察学校の鬼教官・風間公親(かざま・きみちか)と、警察官を目指す若者の間で行われる過酷な訓練を通し、生徒たちの成長を描いていくスペシャルドラマ『教場』。

その続編となる『教場Ⅱ』が1月3日(日)、4日(月)二夜連続で放送される。

本作でメインとなるのは、劇中で200期生と呼ばれる“警察官の卵”たち──。その中で樋口日奈が演じるのは、風間教場の生徒・200期生の1人で、争いを好まない温厚な坂根千亜季(さかね・ちあき)だ。

ギャラリーリンク

普段は、乃木坂46のメンバーとしてキュートな魅力を振りまいている彼女が今回、役のためにロングヘアをバッサリとカット。風間が繰り出す厳しい訓練に立ち向かう千亜季を体当たりで演じている。

過酷な所作訓練などを経て、樋口が感じ取ったこととは?また、木村の素顔や200期生を演じるメンバーとの交流など、『教場Ⅱ』の見どころを聞いた。

<樋口日奈インタビュー>

ギャラリーリンク

「これに耐えられなかったら私の負け」自分を鼓舞しながら訓練を乗り越えました

――まずは撮影の感想を聞かせてください。

夏頃から所作訓練をしていたんですけど、心も体も鍛えられた時期でしたね。その期間を経たことが大きな自信となり、一皮むけた心境になりました。

最近、周囲の方から「すごく明るくなったね。吹っ切れた感じがする」と言われるんです。大きな壁を200期のみんなと一緒に乗り越えたことで、気持ちが軽くなりましたし、自分自身でもレベルアップできたと感じています。

――殻を破らないと乗り越えられない作品でしたか?

そうですね。大変なことやつらいことに対峙している時って、その人の真の姿が出ると思うんです。「この訓練に耐えることができなかったら、すべてが止まってしまう。私の負け」と自分自身を鼓舞しながら訓練や撮影に取り組みました。

ギャラリーリンク

――中でも大変だったことや苦労したことについて聞かせてください。

体力的に大変だったのは、防護服を着て盾を持つシーンです。盾自体も重いし、その状態で走ったり、スクワットをしたり。みんな、ゼーゼー言いながら取り組んでいて、とても過酷な撮影でした。

――逆に楽しかったことは?

みんなの絆が深まったのは、所作訓練や点検のシーンです。大変だったからこそ、終わった時の達成感はひとしおでしたし、全員でのシーンはやっぱり思い出に残っています。体力的には大変でしたが、きちんと終えられたことで、結果楽しい思い出になりました。

――200期メンバーの印象を聞かせてください。

所作訓練が初対面でしたが、異様な緊迫感に包まれていて、誰も言葉を発しませんでした。でも、一度仲良くなったら、みんなすごく面白くて「こんなに楽しい人たちだったんだ」と思って(笑)。

ギャラリーリンク

クラスって、どうしても仲のいい人たちだけで自然と固まっちゃうじゃないですか。それが一切なく、分け隔てない優しさを持った人たちでした。撮影を終えてからも、みんなとは親交があるんですけど、「200期はいい人たちばかりだったよね」という話題がいつも出ます。

――そんな中でムードメーカーだったのは?

戸塚純貴さんです。きっと面白い方なんだろうなということは、お会いする前から感じていましたが、実際にお会いしたら、カメラが回っていなくても面白いし、緊張感のある現場の中で、私たちの気持ちが柔らかくなる瞬間をたくさん作ってくださいました。

「演じること」を考えず、私自身の気持ちを千亜季に重ね合わせていました

ギャラリーリンク

――では、樋口さんが知っている木村拓哉さんの素顔について教えてください。

私がこんなことを言うのは恐れ多いですが、木村さんってとても茶目っ気のある方なんです。木村さんからたくさん話しかけてくださいましたし、食事休憩の時はソーシャルディスタンスを保ちながらも、いろんな話を聞かせてくださって、楽しい時間を過ごすことができました。

――貴重な時間になりましたね。今回、樋口さんが演じたのは、温厚な千亜季という役柄でしたが、どんなことを意識して演じましたか?

原作を読んで、千亜季には共感できる部分がとても多くありました。だから、自分とかけ離れたキャラクターだとは思わず、「演じること」を考えないように、私の気持ちも千亜季に重ねるように心がけていました。

ギャラリーリンク

――樋口さんにとって、『教場Ⅱ』という作品と風間教官はどんな存在ですか?

樋口日奈として感じているのは、この場所にいることができてよかったと心から思いますし、これまでの人生において大きなターニングポイントになったと感じています。髪型など見た目の面でもそうですが、内面的にも大きく変化した期間で、本物の教官のように接してくれた木村さんや、この作品と出会えたことは私にとって大切な財産です。

撮影が終わってから心にぽっかりと穴が開いたみたいで、すごく寂しいんですよ。それくらい、風間教官も200期の仲間も自分の中でかけがえのない存在だったんだなって。皆さんと出会えて、そして、『教場』に携わることができて本当に幸せです。

――放送目前ですが、坂根千亜季の注目ポイントはどんな部分でしょうか?

千亜季は人と争ったり、競ったりするタイプの人間ではないけれど、過酷な訓練を静かに耐え抜く強さを秘めている女の子なので、その黙々と頑張っている姿を見てほしいです。一方で、食堂や自室での顔は少し緊張がほどけていて、自然な表情も出ていると思うので、その差にもぜひ注目してもらいたいですね。

ギャラリーリンク

――最後に、放送を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

視聴者として前作を見た時に、「私も頑張らなくちゃ」と思わされていました。まさか自分が出演することになるとは思わず、本当に一視聴者として見たんですけど、見終わった後にいい意味で心にズシンときたというか、考えさせられたんです。

新しい年の始まりに背中を押してくれる、背筋を伸ばしてくれる作品だったので、『教場Ⅱ』も見てくださる皆さんの心に何かが伝わればいいなと。そして、原動力になったらいいなと思います。200期のメンバー一同、真剣に取り組んだ作品なので、その本気度合い、まっすぐさを感じてほしいです。


<前作『教場』はFODで無料配信中!>

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 樋口日奈「『教場Ⅱ』は大切な財産。撮影後、心にぽっかり穴が空いたみたいですごく寂しい」 - フジテレビュー!! )
https://ift.tt/3hBZiXb
エンタメ

No comments:

Post a Comment