インターネットが身近な今、正確な健康情報を見極め、活用する力「ヘルスリテラシー」の重要性は増すばかりだ。中日新聞は10月1日から、定期購読者に向けたネットサービス「中日新聞プラス」で、病気や不調について検索できる「からだの悩みQ&A 紙上診察室@Web」をスタートする。開始を前に、厚生労働省の医療情報発信事業にも携わる島根大医学部教授、大野智さん(49)に、健康情報と向き合うこつを聞いた。 (植木創太)
ヘルスリテラシーを身に付けるのに必要なのは、情報の「入手」「理解」「評価」「活用」という四つのスキルだ。情報は玉石混交。「入手」するには「正確な情報を発信している」と信頼できる情報源、いわば灯台を見つけることが大切だ。
厚生労働省などの行政機関や、大学などの学術機関は灯台の代表例。最近は会員制交流サイト(SNS)を通じて積極的に発信する専門医も増えたが、中には「白衣を着た商売人」もいる。経歴や研究実績を確認するよう心掛けてほしい。
「理解」は入手した情報が信頼できるかを見極めること。薬は効くのか、その効果はどのように検証されたのか…。判断を下すために使える情報は、人を対象にした臨床試...
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