遺伝子情報を効率よく操作できるゲノム編集技術を応用し、鼻や喉のぬぐい液を用いて約４５分で新型コロナウイルスへの感染の有無を診断できる技術を開発したと、米カリフォルニア大サンフランシスコ校などの研究チームが発表した。従来のＰＣＲ検査に比べて時間を大幅に短縮できるうえ、特別な装置が必要なく普及しやすいという。研究成果は米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーに掲載された。
チームはゲノム編集技術「クリスパー・キャス９」に似た技術を応用。新型コロナウイルスがもつＲＮＡ（リボ核酸）からＤＮＡを増幅させるＬＡＭＰ（ランプ）法と組み合わせた。ゲノム編集技術の案内役のリボ核酸（ガイドＲＮＡ）がウイルスの特定の塩基配列にはさみ役の酵素を導き、検出用に加えたＤＮＡ断片を切断するかどうかで、陽性か陰性かを測定する方法を開発した。感染者３６人と他のウイルス性呼吸器感染症の４２人の検…
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May 28, 2020 at 12:01AM
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４５分で新型コロナ診断 米チーム、ゲノム編集技術応用 - 毎日新聞
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