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Thursday, November 11, 2021

糖鎖のデータベース構築へ 将来は医療応用―東海国立大機構など - 時事通信ニュース

2021年11月12日07時11分

糖鎖解析プロジェクトの連携・協力覚書を締結した自然科学研究機構の小森彰夫機構長(写真左)、東海国立大学機構の松尾清一機構長(名古屋大学長、同中央)、創価大の田代康則理事長=11日午前、文部科学省

糖鎖解析プロジェクトの連携・協力覚書を締結した自然科学研究機構の小森彰夫機構長(写真左)、東海国立大学機構の松尾清一機構長(名古屋大学長、同中央)、創価大の田代康則理事長=11日午前、文部科学省

  • 記者会見で糖鎖解析プロジェクトを説明する名古屋大・岐阜大糖鎖生命コア研究所の門松健治所長(名大教授)=11日午前、文部科学省

 人体で重要な役割を果たしている「糖鎖(とうさ)」について、東海国立大学機構と自然科学研究機構、創価大は11日、網羅的に解析してデータベースを構築し、国内外の研究者に公開する「ヒューマングライコームプロジェクト」を始めると発表した。連携・協力の覚書を文部科学省で締結した。将来はがんや認知症など、医療への応用を目指す。

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 東海国立大学機構を構成する名古屋大と岐阜大が共同設置した糖鎖生命コア研究所と自然科学研究機構・生命創成探究センター、創価大・糖鎖生命システム融合研究所が連携。文科省の共同利用・共同研究拠点に認定された。
 糖鎖はブドウ糖やガラクトースなどの単糖が鎖状に連なったり、木の枝状になったりして、細胞の表面に多数存在するほか、たんぱく質や脂質に結合し、さまざまな機能を担う。ABOの血液型は赤血球の表面にある糖鎖の違いで分類される。
 糖鎖生命コア研究所の門松健治所長(名大教授)は記者会見で、「遺伝子を構成するDNAやたんぱく質の立体構造に比べ、糖鎖は網羅的な解析が遅れているが、インフルエンザ薬や抗がん剤などに応用され始めている。日本が強い分野であり、世界標準の技術を生み出したい」と話した。

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